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2018-06-10

老舗刃物店の小出刃

先日、元は刀鍛冶で大塩平八郎の脇差も打ったとされる大阪の老舗、天六 國重刃物店さんに行ってきました。(天神橋筋六丁目)

実は同じ銘で近くにもう一店舗 國重刃物店さんがあり(大阪市北区天神橋3丁目2−36)、続きで訪問してお話を伺うと、ご親戚同士だということです。(店としては別)
天六國重さんは巡回させていただいている 巣板マニア さんのブログで知り、今回初訪問させていただきました。

店構えは決して入りやすいとは言えませんが、歴史に裏打ちされた質実剛健な雰囲気が漂います。
店内にはおそらく老齢であろうワンちゃんとご主人がおられました。

アジ裂き、小出刃の類を数種類見せてもらい、手に馴染んでしっくりくる小出刃(3.5寸)を選びました。
ご主人が刃先の仕上げと目釘の調整をしてくださり、持ち帰りました。

正直・・・ステンレス口輪に焼印入りの柄という拵えからそれほど期待はしていなかったのですが、いざ研いでみると実に良い。
鋼は固く締まっており、カエリの除去もスムーズで切れ味も申し分ありません。

そうなると、柄が気になります。
刃の良さ故にそれに対してもっと良い柄を合わせたい、といういつもの悪い虫(欲求)が出てきてしまいました。


ということで、早速、水牛口輪朴柄に挿げ替えました(笑)
短い朴柄がなかったので、柄尻を2cmほど落として使用。
ナカゴはしっかり固定されるものの、隙間が空くので樹脂系接着剤で埋めました。

ホントはここでおしまいにする予定でしたが、、、替えた柄の朴材もあまり良いとは言えず、水に濡れると表面が荒れ、汚れが染み込むので気に入りません。
最終的には毛羽立ちを抑えるため柿渋を磨きながら重ね塗りし、蜜蝋ワックスで仕上げました。

こうしてみると、なかなかのモノです・・・もう病気かもしれません(笑)

来週はコレで鯵を捌こうと思います。

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