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アトマ ダイヤモンド砥石の平面精度向上、その1 – サクウララカ
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2016-04-23

アトマ ダイヤモンド砥石の平面精度向上、その1


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またまた、ノーマルの方?置いてけぼりの超マニアック記事になります^^;

内容を簡単に説明すると・・・

包丁を早く上手く研ぐには砥石が平面であることが非常に重要で(和包丁は特に)、砥石の平面精度を維持するには砥石を”研ぐ”平面調整器(修正砥石)というモノを使います。で、より高い精度の平面を目指す為には平面調整器の精度も重要になってくる・・・・という。鶏が先か卵が先か、的発想に行きつくわけです。

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◎コラム・平面の重要性◎

デスヨネー、わかんないですよねーー。でもですね、包丁をちゃんと砥ぐには本当に砥石が平らで無いと駄目なんです。

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右利きの人が普通に包丁を研ぐと上 砥石写真の赤くなっている部分がよく減って、天面が平らでなくなります。凹んだ砥石上では包丁をあてても刃先の角度が常に一定にならず、切れる(鋭い)刃がつきません。球面に鋼をこすりつけているようなもので、包丁の刃先も丸くなってしまうわけです。

このように変形した砥石を再び平面に矯正する(天面を研磨する)荒目で硬い研磨器を砥石修正器と呼びます。(広義で言えば砥石修正器も砥石の仲間だと言えます)

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今回は、砥石の”平面修正器”として、”その道”では非常に名高い ツボ万 アトマエコノミー中目(#400)の精度をより高める為の作業です。

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研ぎ界?では言わずと知れたツボ万 アトマエコノミーとは、いわゆるダイヤモンド(電着)砥石と言われるモノで、ちゃんとした完成形で販売されている商品です。ですが『エコノミー』という名前が付いているだけあって、研磨力が無くなると台金(アルミ板)と研磨部分(電着ダイヤモンド板)を剥がして、薄板状の研磨部だけを新しく張り替える事が出来るのです。

そんな商品の性格から、台金(同じメーカーさんから販売されています)と張替え用ダイヤモンドシートを個別に購入し、自分で貼りあわせて完成品を作ろう!と言うわけです。

【今回準備したもの】

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で、なぜ完成品が売ってるのにそんな面倒なことをするのか・・・やっと、本題です。

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この写真はストレートエッジと呼ばれる平面精度を見る精密定規をあてた写真なのですが、光の漏れ具合で台金が凹んでいるのが分かります。(裏面は当然真ん中が凸状態になっています)この状態の台金にダイヤモンドシートを貼ってしまうと当然真ん中が凹んだ砥石修正器になってしまいます。無論砥石修正器が凹んでいては砥石も平面にはなりません。このように一定の精度の差(と言うことは完成品で売られているモノにも・・・一定の当たりハズレ)があるようです。
ならば、自分で台金の凹みを修正するしか無い・・・と、セパレートで精度の高いアトマを目指そうとチャレンジするに至りました。

次回に続く・・・

 

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