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白髪犬、青砥(天然砥石)の養生をする – サクウララカ
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2016-05-16

白髪犬、青砥(天然砥石)の養生をする


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入手して早く砥ぎたいと、はやる気持ちを抑えつつ、青砥(あおと)の養生(割れ止め防止加工)作業に入ります~。

人造砥石にしても天然砥石にしても新しい物を手に入れると、子供が新しいおもちゃを手にしたように浮足立ってしまうのは性とでも言いましょうか・・・w。それがモチベーションの維持や趣味として研ぎをする原動力、いや原因になっていると思います。

さて、前回の記事でもちょっと書きましたが、天然砥石は養生せずに使うと、層の隙間(ヒビ)部分に水が染みこみ、割れてしまいやすい性質があります。特に青砥は割れやすいと言われており、気合を入れて丁寧に養生していきたいと思います。

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まず、養生用の塗料が砥面につかないようにマスキングテープで天面を保護します。

養生用の塗料は、調べた中で一番ベーシックと思われるカシューを使いました。

養生に使う材料も専用を謳われているモノやクリアラッカーを使う方法、天然漆を使う方法等、調べてみると色々なやり方があります。ですのでここで紹介する方法もあくまで一例とお考え下さい。

今回使ったカシューは、乾燥に時間がかかったり、溶剤の匂いがきつかったりとマイナス面もあるのですが、厚塗りしやすく安定して強い塗面を形成しやすいと感じます。

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用意したものは、カシュー塗料(クリア)、クリアと言ってもべっこう飴のような感じです。カシュー薄め液、カシュー塗料原液のままでは濃度が高すぎるので、適宜使いやすいように薄めて使用します。塗布用の適当な刷毛、あまり太すぎても毛が塗料を吸うだけですので調整して下さい。塗料調合用&保管用の密閉容器、東急ハンズにて適当な密閉用の缶を購入しました。

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塗り始めはカシューをかなりシャバシャバに薄め、砥石の細かい亀裂に染み込ませるようにして防水&接着効果を狙います。(人によっては極力亀裂には染ませず、砥石表面のみを処理される方もいらっしゃいます)

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裏面を上に↓
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1層塗るごとに表面を乾燥させ、カシューの濃度を段々濃くして上に塗り重ねていきます。

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今回は多めに5~6回塗り重ねて仕上げました。塗料の濃度が上がると段々乾きにくくなってきますので、最後の仕上げ後は触らず、ぐっとこらえて塗面が固まるのを待ちます。塗膜の厚さにもよりますが、最低4~5日、万全を期すなら1週間は放置しておいたほうが良いと思います。強度を上げるため、和紙や木綿布を貼って塗り固める方法もあるようで、また今後チャレンジしてみたいです。

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天面のマスキングを剥がし、平面を整えました~目立つ筋も見当たらず良い感じです。うすい胡麻斑のようなものも見え、いやが上にも期待が高まります。

なんとも頬ずりしたくなるような砥ぎ面・・・じゅるっ。。。。おっとw、もう完全な砥石フェチですね。

さて、次回はいよいよ実際の研ぎ感を・・・・。

 

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