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青砥(天然砥石)の試し研ぎをする +基本の面直し – サクウララカ
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2016-05-23

青砥(天然砥石)の試し研ぎをする +基本の面直し


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さて、先日から続いている 青砥(あおと)シリーズ。砥石の養生(割れ止め防止処理)も終わり、いよいよきちんと使ってみます。(前回記事はコチラ  見直し記事はコチラ

ですが・・・、まず刃物を研ぎ始める前に砥石の天面を平らにしないといけません。今まで、記事にも書いてきましたが、自分なりの具体的な作業方法を載せたいと思います。

シャプトンの砥石修正器 なおる に添付されていたやり方を基本にしています。人に応じて様々なやり方があり、自分も1年後同じ事をしているかわかりませんので、あくまで1例とお考え下さい。

①まず、砥石に対して砥石修正器を平行に上下運動(擦り合わせ)。
R0012090-2_

②砥石の幅がある場合、砥石修正器と砥石面がまんべんなくあたるように微妙に左右にずらしながら。

③並行運動から砥石の角を結ぶ X の方向に修正器をずらしながら。
R0012091-2_

④反対側の X 方向も。
R0012092-2_

この①~④の流れを1セットとして砥石の研磨具合に応じて繰り返します。作業中適当なタイミングで砥石の置き方を反対に、手に持った修正器の持ち方を反対に変えて、手癖(力の入り方、砥面の減り具合)が均一になるようにします。

※ストローク距離を稼ごうと、あまり大きな動かし方をすると、砥石との接地面積が小さくなり、精度が損なわれますので、適度に小刻みに動かしたほうが良いと思います。

image

このような金属製の定規やストレートエッジを面に当て、光の漏れを見て仕上がりを判断します。どこまで精度を求めるかはケースバイケースですが、切り出し小刀や片刃の和包丁を研ぐ際はよりシビアに、両刃洋包丁等は少し甘めでも大丈夫なのでは・・・と思います。

と、前置きが長くなりましたが、面出しが終わった青砥で研いでいきます。

今回試したのは V金10号のペティナイフです。シャプトンの#2000で研いだ後の青砥仕上げと、比較のため同じく#2000からのアルミナ系・レジノイド#3000の仕上げを比べてみました。

R0012084-2

まず青砥で砥ぎ砥ぎ。名倉無しで研ぎ始めから程よく砥泥も出て、軽くシャリシャリと滑走感が良いです。カチカチと言う感じではなく、うまく刃を受け止めてくれている感じです。砥泥はそれほど細かい感覚はなく、目安で#2000~#3000くらいかな・・・?

こんな感じです。
R0012086-2

刃先を120倍で確認。(青砥・天然砥石)
image

次は、もう一度軽くシャプトンの#2000をかけ直し、レジノイド#3000で仕上げてみました。

R0011965-2
V金10号とこのレジノイド#3000はあまり相性がよろしくないのか、研いでいても砥泥の出がイマイチで、砥石表面を僅かに滑るような感じがします。

刃先はこんな感じです。(レジノイド#3000)
image

人造の#3000は浅いながらキズが目立ちます。

青砥の方はキズは見えるものの、細かくうまくボカされている様な感じ・・・、天然仕上げ砥石への良い中継ぎになってくれると期待します。もちろん鋼材により、合う合わないが出てくると思いますが、普段使いのステンレス包丁ならこれでフィニッシュしても良いかなと。

青砥はこれが最初の1丁なので、当たりや外れはよくわからない・・・のが正直なところです。ただ、研いでいて、あたる大きな筋等はありませんでした。(気になる所は2箇所ほどリューターで浅く彫りました)

ひとまず、持っていて意味のある1丁にはなりそうなので、ホッとしました。聞くところによると青砥の当たり外れは非常に激しく、本当に良い物は30丁に1丁程の割合ということです・・・。今後は“下手な鉄砲なりに”弾の無駄遣いをしないよう、肝に命じたいところです(´Д`)

追記・・・やはり天然砥石は難しい。色々試すうちにこの青砥の限界も見えてきました。
その後の沼っぷり
青砥を再評価
青砥再び!
瓢箪から沼田

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