今年の手持ち砥石考察
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年も押し迫って来たということで・・・今年使ってきた砥石を見つつ、自分なりにまとめ的なものを書こうかなぁと。
まず、今年一番減らしたであろう砥石は、ニューケントの#1000(硬度普通)とシャプトン刃の黒幕#1000になるでしょう。刃の黒幕は昨年末位から使っており、ニューケントは春に1本目を買い、夏・秋と買い増しして、ほぼ自分の研ぎのベースになっていました。
刃の黒幕#1000について。削りすぎるくらい切削力があるので、ちょっとした刃欠けは、ダイヤモンド砥石を使わなくても刃の黒幕で対応できます。研ぎ依頼された文化包丁等は8~9割方ここからスタートして使い勝手は良いのですが・・・。
長時間作業しているうちにどうも面がダレやすくなる印象、その割に面修正はしにくくて、精度を維持しずらい。よって片刃の包丁を研ぐメインにはなれないと。う~む、買い増すか否か。む。む。。。
次にニューケントはまさしく自分にとって今年の主力中砥石と言える存在。硬さと切削力のバランスが良く、使いやすい砥石と感じました。ただ、硬度の個体差があり、狙ったモノを手に入れるにはお店との相談、見る目が必要になると思われます。それもひっくるめて楽しめればもう立派なマニアなのかも知れません(;´д`)トホホ…。
個人的には白と茶のマーブル模様が均等に入っているのが包丁には使いやすく感じました。3本買った傾向としては茶色の割合が多いと硬く、白色の割合が多いと切削力が増すように思うのですが・・・このサンプルだけで自信はありません。(情報お持ちの方がいらっしゃれば是非ご教示願います~)
WAビトリファイド#2000、この砥石+精度を上げたアトマを組み合わせることにより、片刃包丁の裏研ぎの精度が格段に良くなりました。
後は、これからも増えていきそうな天然砥石群。
抜群の曇り効果の丸尾山白巣板。
研磨力がありつつ超絶硬い田村山戸前浅葱。これは糸刃と仕上げ裏押しの決定版。
砥石アタリの柔軟性と研磨力、キメの細かさで鋼材に対する適用範囲が大きい新田戸前。
天然砥石の当たりハズレの大きさも実感しました。自分ひとりではコッパ砥石を買ったり、オークションをチェックしていても、アタリと言うものに出会うことはありませんでした。信頼できるお店・人との縁の重要性を再確認しました。
と、まぁ手持ちから今年よく使った砥石をピックアップしてみました。
迷者不問、人も道具も合縁奇縁、芝蘭結契、粒粒辛苦。
ではでは良いお年を~。
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